ISBN978-4-86037-247-7 四六判・上製本・316頁 定価:2000円+税 

山口憲一郎
新説 社会的分業論

人の「はたらく力」、そのよりよき分業の在り方の考察をライフワークとしてきた著者の集大成ともいえる一冊。社会的分業のすがたかたちやその受難、そしてその今日までの変遷をたどり、人間の生存に必要不可欠なその道理を説く。

山口憲一郎関連図書 :
     『ぼくを親孝行のできる子にしてください』
     『教育をどう変えるか』

 ISBN978-4-86037-244-6 B5判・並製本・140頁 定価:1600円+税 

神山恭昭
わしの研究

造形作家としてのユニークな活動で幅広いファンを持つ
奇才! 神山さん待望の新作。


自称絵日記作家の超個性溢れるオール手書きの研究レポート。地元・松山の街ネタ・言葉・食べ物を始め、犬・猫・パンツ・ごみ、何でもを取材・研究。 飄々とした絵と文で綴る。
また、気になる一事を凝視した 「洗濯物を干す時」 「形の日記」 も収める。

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    関連図書 :
    
『わしのためのわしによるわしだけのわしの新聞』

 ISBN978-4-86037-243-9 B5判・並製本・280頁 定価:2000円+税 

聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部開学記念論文編集員会
癒し 地域包括ケア研究
−聖カタリナ大学30周年・聖カタリナ大学短期大学部50周年開学記念特集号−


かつて我が国の農山漁村には、雑木林(照葉樹の森)と川や海が結びついた里山の暮らしが日常空間としてみられました。また都市部においても、そのような環境が都市近郊や街なかに容易にえられました。そこには物質的豊かさよりも、心の豊かさとしての環境(癒し)がありました。この環境を再構築することが、地域システムや地域創生にとって必要不可欠なのです。この心の癒しと地域包括ケアの立場から編んだのが本書です。(あとがきより)

  聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学研究叢書第4弾

   関連図書(聖カタリナ大学研究叢書)
   『オルテガ・イ・ガセットにおける人生論』
   『玉川の文化史−六玉川の古歌と風土−』
   『外国人住民の「非集住地域」の地域特性と生活課題』

 ISBN978-4-86037-242-2 A5判・並製本・415頁 定価:3500円+税 

田中弘道
伊予 天徳寺 千四百年の歴史

−平成29年 門外不出の全てが明らかになる−

門外不出だった伊予の天徳寺資料を解読、時代が移り変わる中で特徴的な歩みを刻んできた同寺の歴史的歩みを明らかにする。各時期の天徳寺に関わった僧俗の様々な活動や思いが浮かび上がり、伊予の地域史を描きだす一冊。

 ISBN978-4-86037-241-5 四六判・並製本・186頁 定価:1300円+税 

三浦和尚
落穂を拾えば
−地域の一大学教員として−

本書には一地方大学の教員として26年間国語教育に従事してきた著者の、本務外の文章が採録されている。本務外ではあるが、著者にとっては「私が愛媛という地域で生きてきた姿」という点で、意味のある「落穂」である。
四季録/子育て相談/「俳句甲子園」と「学校教育」/三輪田米山の魅惑/他。

 ISBN978-4-86037-240-5 四六判・並製本・292頁 定価:1800円+税 

北條正司
化学と空想のはざまで
−青い地球と酔文対話−

化学に関連する身近なお話から著者独自の学説の提示までを、童話とエッセイ、架空の礼拝堂における専門研究の対話という三部形式で綴る。孤独な営みである化学研究を志す若者が育つことを願いつつ、その魅力を語る。

 関連図書:
   『第二の故郷 (北條正司)』
   『北上して松前へ (北條正司)』

 ISBN978-4-86037-234-7 A5判・上製本・280頁 定価:2200円+税 

木下博民
八幡神万華鏡
−神託とはなにか 加護とはなにか−

地元の氏神の八幡神社って一体どんな神さまなのか。九州の宇佐神宮を総本社として全国に四万四千も分霊社があるという八幡さまとは、どんな神さまなのか?

子ども時代に抱いた疑問の答えを尋ね辿った、
               八幡神をめぐる歴史の旅。

 ISBN978-4-86037-239-2 四六判・上製本・247頁 定価:1600円+税 

泉原 猛
永き遠足

自然を遊び相手とした少年少女の豊かな時間、人生の基盤を築いた中学生時代を愛惜を込めて振り返る『永き遠足』、教師を辞しネパール山岳地域を旅する若い女性の心の動きを描く『カリ・ガンダキの風』を収める。

少年期・青年期の初々しい時間を爽やかに描く泉原猛作品集。

 ISBN978-4-86037-238-5 四六判・上製本・231頁 定価:1600円+税 

泉原 猛
墓場の薔薇(しょうび)

時の経過と人との出会いや別れが織りなす人生の妙味を、自然の移ろいや鳥の生態に重ね合わせながら爽やかに描く。『文學界』(文藝春秋)の「同人雑誌評」に取り上げられた3編を含む、自選8つの短編小説集。

 ISBN978-4-86037-233-0 A5判・並製本・(上)575頁/(下)555頁 定価:5000円+税 

白石成二
教養としての日本史
−古代の歴史から日本の今を見る−

エピソードの紹介を多用し、歴史の虚と実をしっかりと峻別、事実に基づく歴史を生き生きと語る。歴史研究者と一般社会人や高校生の間を結び、楽しく学ぶ日本の古代。

   関連図書:  『古代越智氏の研究(白石成二)』