ISBN4-86037-073-2 文庫判・並製本・253頁:600円+税 

だちょうのタマゴ。
王 成 記
−どうぶつ奇想天外っ!!−

 太郎は人間で言えば15歳の柴犬。ある月の夜、太郎に邪悪な声が囁く。どうやら太郎には特別な運命が待っているらしい−。ある日、飼い主のおばあさんを助けるため人間になりたいと強く願った思いが叶い、太郎は動物たちが人間の姿になった不思議な世界の主人公となる。そこで待ち受ける数々の試練。太郎の活躍に、おばあさんの命がかかっている…。時空・次元を越えてストーリーが広がる冒険ファンタジー。

夢とロマンが広がるイラスト付き

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 ISBN4-86037-072-4 四六判・上製本・220頁 定価:1800円+税 

山口憲一郎
教育をどう変えるか

今や学校は修羅場と化し、教育の荒廃はとどまるところを知らない。教育とは、戦前のように国を滅ぼし、また戦後のように人間をだめにすることなのか。著者は、40年の教職の体験を元にわが国の戦前・戦後の教育を問い直し、あらゆるイデオロギーから自由になって科学的認識に基づいた思考を確立することを提唱しつつ、教育の本来の役割とあるべき姿を探る。

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 ISBN4-86037-071-6 新書判・並製本・205頁 定価:1300円+税 

斉間 満
匿名報道の記録
−あるローカル新聞社の試み−


 1975年11月に創刊したローカル紙・南海日日新聞は、1986年11月から全面的に匿名報道を基本にした報道を目指しました。本誌は、「何故匿名報道なのか」を問いながら、人権に配慮しつつも「知る権利」に応える新聞づくりを続けてきたローカル紙の奮闘の記録である。
 第1部は、八幡浜市という小さな町で起こった様々な事件をどのように報道してきたか。第2部は著者が同志社大学新聞学科で行った講演記録と、南海日日に匿名報道の意義を伝えた浅野健一さんの連載を中心に掲載しています。
 南海日日新聞の柱は「反原発」と共に「匿名報道」です。大新聞こそが取り組んでもらいたいこの問題について、苦しみながらも逃げないで真っ直ぐに挑戦してきた新聞づくりと、編集に携わったスタッフの心を伝える。

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 ISBN4-86037-070-8 A5判・並製本・142頁 定価:1000円+税

憲法9条をまもる愛媛県民の会
えひめ発 9条 『改正』 NO!

【第1部】改憲問題の経緯や9条の価値について解説。中米のコスタリカが1949年、9条にならって軍備を廃止したことなどを取り上げている。
【第2部】自民党による「新憲法草案」の問題点を指摘
【第3部】「現行憲法は連合国軍総司令部(GHQ)の押しつけでは」など学習会などでよく出る質問に答える。
憲法の意義を理解するための最適のテキスト。よく聞く疑問へのQ&A付き

「私たちは世界の良心を信じて、戦争を放棄し、軍隊を持たないと約束した。それ以来日本は、一度も戦争をせず、ひとりも外国人を殺していない。アメリカの世界戦略に合わせて、第九条を変えるのは、世界との約束を一方的に破ることだ。」

ジェームス三木(脚本家・演出家)

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 ISBN4-86037-069-4 A5判・並製本・238頁 定価:2500円+税 

山崎善啓
瀬戸内近代海運草創史

 明治の近代国家草創期、政治・経済・社会の諸方面に未曾有の大改革が行われたが、交通、とりわけ海上交通の整備は急務であった。しかしその発達過程には未解明な部分が多い。
 本書は各地に断片的に残されている資料を収集・整理し、瀬戸内の沿岸航路や就航船舶等海上交通の全容を明らかにする。

瀬戸内の海上交通はどのような発達をとげたか、その全容を解明

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 ISBN4-86037-068-6 新書判・並製本・161頁 定価:1000円+税 

宮本春樹
イワシからのことづて
愛媛民俗叢書(3)

 人々は、平地のない小さな岬で、切干甘藷、麦、養蚕、馬鈴薯、柑橘、干鰯、煮干、ハマチ、鯛、真珠と、次々と生業を見いだしながら暮らしてきた。
 海と山に生かされながら懸命に暮らした愛媛県南予地方・宇和海の村々の歴史を、海から辿り、自然が語りかけるものを考える。

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 ISBN4-86037-067-8 新書判・並製本・160頁 定価:1000円+税 

宮本春樹
段畑からのことづて
愛媛民俗叢書(2)

 段々畑の頂上に立てば過去四百年が見えてくる。そして、ここに子々孫々と暮らしが続いてほしいとう願いが湧いてくる ―― 。
 リアス式海岸と切り拓かれた段々畑が織りなす美しい宇和海の村々。その景観に刻まれた歴史を辿り、段々畑が今に伝えるものを考える。

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 ISBN4-86037-066-X 新書判・並製本・196頁 定価:1300円+税 

余田 実
ローカルTVニュースの夜明け

 1958年、テレビ開局を目前にした南海放送に入社。以来、退職まで35年間 ――
 テレビニュースとともに歩んできた一報道記者が振り返る愛媛の事件簿。
奥道後開発秘話/学力テスト問題/YS機松山沖墜落事故/松山市溝辺利ざや事件/海へのこだわり等々

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 ISBN4-86037-065-1 新書判・並製本・150頁 定価:1200円+税 

木下博民
石鎚を守った男
−峰雲行男の足跡−

 大好きな石鎚のために「理想」の旗をかかげて飄々と生きてきた。峰雲さんっていったい何者だったんだろう…
 虫の声、木々の声を人間に知らせる「森の翻訳者」、それとも、法律や制度の知識を駆使して彼らの命を守る「森の弁護士」
 四国の霊峰・石鎚の自然を守り続けた男・峰雲行男に魅せられた著者が、その足跡を辿る。

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 ISBN4-86037-064-3 B5判変型・上製本・136頁 定価:2000円+税 

小清水 漸
小清水漸−木の石の水の色−

 本書は13年振りに愛媛での本格的な個展として開かれた町立久万美術館自主企画展「小清水漸−木の 石の 水の 色−」の図録として展示作品を中心に作られ、これまでの作品も参考図版として収録されている。

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